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12月中旬からパンダのシャンシャンが公開になるその前に!と、東京国立博物館で開催中の「古代アンデス文明展」に金曜仕事の後 行ってきました。

上野公園、ライトアップされたイチョウがキレイ!
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1994年に開催された「黄金の都シカン発掘展」を皮切りに、2012年の「インカ帝国展―マチュピチュ『発見』100年」まで、開催された展覧会は5回。動員数は400万人以上。TBS「アンデス・プロジェクト」の集大成。先史時代から16世紀にスペインに滅ぼされるまでの約15,000年分を展示してある。
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今回は最後の「第6章 身体から見たアンデス文明」以外は写真撮影OKなので気になったのをたくさん撮ってきたよ。

いきなり入ってすぐに、かわいいワリ文化のリャマ像。高さ74cmの香炉だって。大きいね。
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背中に陶器のコップを乗せているように見える。

それにしても、夕方って空いてるのね。
平日の午前中は人、いっぱいなのに。
今度から平日夕方に来ることにしよう。
その代わりに、時間がなくて常設展が見られないのがデメリット
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↓右のほうにある柱はチャビン文明で造られた角柱遺物、テーヨのオベリスクのレプリカ。御神体みたいなもんらしいです。
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線刻装飾のある骨製の笛(カラル遺跡)
ペリカンの骨で造られた笛の表面に刻まれているのは、サル、トリ、ネコ科動物などの紋様。
口をつけるのは真ん中の穴で、両端の穴の塞ぎ方を調節して音色を出すんだって。
口をあんぐり開けた動物でマンガちっく。
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テノンヘッド(チャピン文化)
神殿を建てる際、外壁の石積みのすき間に ほぞ を挟み込み、壁面に多数の頭像が配置された。神殿で儀礼に参加した人が幻覚剤を摂取し、次第にネコ科動物に変貌する感覚を体験する様子を表している、とされる。
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自身の首を切る人物の象形鐙型土器(クピス二ケ文化)
アンデス文明において「切断後の人体」の表現は見られるが、進行中の殺傷行為を描いた事例は、この作品を含め現在までに2例しかない。耳飾りや全身の刺青から見るに宗教的指導者であろう。
こんな像があるなんて!
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動物象形石製すり鉢・すり棒(形成期後期)
猛禽のくちばしを備えたネコ科動物の「すり鉢」とネコ科動物の頭を持ったへびの「すり棒」
この「すり鉢」に似た商品をダイソーが100円で作ったら売れるだろうな。
私は買う。
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座った男性をかたどった2色鐙型注口土器(サリナール文化)とガイナソの双胴壷(ガイナソ文化)
ガイナソのほう、ギリシャ人みたいな感じ
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銅にめっきをし、線刻模様を描いた銅製のガラガラ(モチェ文化)
中に硬い物体が入っているので振ると大きな音がする。
ガラガラは宗教儀礼では重要の楽器のひとつ。
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横から見ると、メスライオンみたいな動物が刻まれている。
焼き印にも使えそう。
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アシカをかたどった鐙型単注口土器(モチェ文化)
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ウミガメをかたどった鐙型単注口土器(前期モチェ文化)
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チチャ(トウモロコシ酒)造りをする男女を表した鐙型単注口土器(モチェ文化)
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金地に象嵌された人面形の装飾品(モチェ文化)
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同じ人物の人生の3つの時期の顔を表現した肖像土器。(モチェ文化)
左がいちばん若くて、右にいくにつれ、年をとっていってるのかな
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走る人々を螺旋状に描いた鐙型単注口土器(モチェ文化)
モチェの重要な儀式、マメを入れた小さな袋を手にして走るランニングレースを描いたもの。
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マメを入れた袋、本当に描いてあるわ!
障害物競争を連想したが、そんなのでなく神聖なレースなんだろう。

象嵌のマスク(前期モチェ文化)
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裸の男性の背中にネコ科動物がおぶさった鐙型単注口土器(モチェ文化)
説明のカードには、これから生け贄にされる男性を押さえ込んでいるように見えると書いてあるが、
飼いネコ?がご主人さまに後ろから「遊んでーー」とじゃれついているように見える。
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人間型の鹿の坐像をかたどった鐙型単注口土器(モチェ文化)
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擬人化したネコ科動物 レプリカ(モチェ文化)
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戦士の像付き黄金の耳飾り レプリカ(モチェ文化)
これすごくよく出来ている!かわいいし。
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今回一番クスッと笑ったのがコレ!
4つの首が描かれた土製内弯鉢(ナスカ文化)
アニメチック!!
40年前の作品です、と言われてもわからない。
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植物を身につけた人間型神話的存在が描かれたヒョウタン容器(ナスカ文化)
↑この表現がおもしろい
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以下の2つも、最近の作品といっても過言ではないくらいポップ。
2匹の魚が描かれた土製の皿(ナスカ文化)
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縄をかけられたラクダ科動物(リャマ?)が描かれた土製の皿(ナスカ文化)
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ミイラのマント
ミイラを包むマント。織物には超自然的な精霊を思わせる人物が織り込まれていて、死者が超自然的なもの(精霊や祖先神)に変わっていく変化をテーマにしてものもある。
きれいだったよ。
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かみ合う犬歯が生えたドクロをかたどった銀の葬送用冠(ティワナク文化)
銀を叩いて伸ばしたんだろうけど、薄くてまるでアルミホイルみたいだった
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ネコ科動物をかたどった多彩色土製香炉(ティワナク文化)
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リャマをかたどった土製香炉(ティワナク文化)
ウマの獅子舞みたい。
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ネコ科動物をかたどった儀式用香炉(ティワナク文化)
この動物は現地で「ティティ」と呼ばれるアンデスネコだろうって。
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ストラップが付いたつづれ織りのバッグ(ティワナク文化)
これなんかチャイハネやチチカカで売っててもおかしくない。
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カモを持つ男性の象形土器(ティワナク文化)
左腕にカモの乗せている「カモの王」という呼び名でも知られる写実的で見事な儀式用土器。と書いてある。
どういう儀式で使われたのかわからないけど、これもなんというか、ほんわかと温かくさせられる。
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左:コンチョパタ遺跡と 右:ティワナク遺跡の土器にそれぞれ描かれていた「杖の神」
似ているから長らく同じ文化だと思われていてきたが、共通しているように見えた「4つの突起がある帽子」チュニックなどの作り方や装飾のルールに違いがあることがわかってきたんだって。
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杖の神って、何だろうね。

会場はこんなに空いてたよ
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人間に顔が描かれた多彩色鉢(ワリ文化)
舌を出しているのは政治的に重要な立場の人間で「人々に語りかける者」なのか、ワリが征服した敵を絞殺した姿と考えられる。
後者のような気がする、、、
これまたポップな土器だった。
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多彩色装飾のある双胴壷(ワリ文化)
2人の人間が固めの盃を交わす儀式で使われていたと考えられる。
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多彩色の水筒型壷(ワリ文化)
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チュニックの一部?(ワリ文化)
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打ち出し技法で装飾をほどこした金のコップ5点セット(中期シカン文化)と金の器(シカン文化)
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貝殻と鉱物ビーズで作られたU字形の胸飾り(中期シカン文化)
これは見事!身分の高い人が付けてたんだろうな。
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頭を覆う布(チャンカイ文化)
レースのように向こうが透けて見える、ワタの四角い布。女性が頭を覆うために使った。複雑な構造で非常に繊細である。結び目細工と からみ織りを組み合わせて海中の魚を描き、波のようなうずまきも表現している。
真ん中に右を向いた魚が2匹、見えるよね?
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図案サンプル(チャンカイ文化)
さまざまな図案を多様な技法で織り込んだ4枚の帯状の布を継ぎ合わせたもの。非常に腕のよい織り手によって織られているようで、パターンの見本であったように思われる。
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2色の装飾と魚の付いた円筒瓶(チャンカイ文化)
この魚の描き方も最近っぽくて親しみを感じた
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最後の帝国 チムー王国とインカ帝国のコーナー
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有名なインカ帝国は、15世紀前半から1572年にピサロ率いるスペイン兵に征服されるまで実在した。
私は高校生くらいの時にこれを知った時、織田信長が出てきたあたりまでインカ帝国があったことに驚いた。
もっと大昔、日本だと弥生時代くらいかと思っていたから。
そんなに最近!
戦争には征服や破壊がつきものだから仕方がないのかな。
征服されていなったとしたら、今でもこんな文化(の延長)だとは思わないけど、もっと遺跡や遺物が残っていただろうにね。

人間をかたどった祭祀用の杯(チムー文化)
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木製柱状人物像(チムー文化)
チャンチャン遺跡の王宮複合建造物の入口付近の壁に埋め込まれていた像。
どちらの人物も両手で何かを持っているが保存状態が悪いため何を持っているのかわからない。
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木製のミニチュア建築物模型(チムー文化)
これも驚いた。
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中をよーく見て!
4人の兵士?がいる!
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木製の葬送行列のミニチュア模型(チムー文化)
真ん中の卵形ものをは死者を美しい織物でくるんだ「葬送包み」を表している。周囲に付き従う12体の像がみな異なる服装なのは、それぞれの人物の役割ないし地位が違うことを示唆している。
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儀礼用ガラガラ付き銀合金製品(チムー文化)
ここまで何度か「ガラガラ」というのが出てきた。
英語では、Rattling 【形】ガタガタ[ガラガラ]いう[音を立てる]という意味。
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棒って、民衆を鼓舞したり指揮したりする道具だったんだね。

インカ帝国のチャチャポヤス地方で使われたキープ(インカ文明)
写真右の細い紐を広げたやつ
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文字を持たなかったアンデスで、情報の記録伝達手段という役割を担ったのがキープ。紐に結び目を作るこの通信手段は、ワリ帝国(7世紀半ば〜10世紀後半)の時代にはすでに存在していた。
文字は解明できるけど、この”キープ”はまだ解読されていないと、前回のこの展覧会の時に読んだ。
解読できたら、もっと南米の大帝国の事がわかるだろうね。

「第6章 身体から見たアンデス文明」
ここは写真撮影不可。矯正した頭蓋骨、ミイラが何体かありました。
エジプトのミイラは「再生」、南米のミイラは「子孫と共に生きる」という感じなのかな。

シアターでは、7分ほど「アンデス文明の世界遺産絶景の旅」が上映。
こういうのはいつも最前列で見るので、すごい迫力。

SHOPの手前にある、ドコモのIoT技術を活用した「VR ウユニ塩湖~17,000kmの彼方へ~」(別料金50円)
VR(Virtual Reality)世界内でプレイヤーはエケコ(南米の人形)になり、両手に持ったコントローラーでエケコ人形の手を動かし、願い事アイテムを取れる。取ったアイテムはエケコ人形の頭や胸に付ける事が出来て、自分だけのオリジナルエケコ人形が完成。

何だかわからないけど、初めてのVRやってみました。
スタッフの人にゴーグルとヘッドフォンを付けてもらい、コントローラーと持つ。
ウユニ塩湖上にいる感じはした!

しかし、それだけでよかったのにな(笑)エケコになって遊ぶのは不要。


VR空間内で記念撮影を行い、その写真をQRコードでもらえる。
これがそれ。
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上野駅近くのイチョウの木。上にはお月様。
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買ったグッズはクリアファイルとナスカの地上絵地図。
地上絵地図は、以前から売られていたし、定番商品だと思う。
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前売り買っておいたので、手ぬぐいと引き換えた。
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ガチャは、ハズレなしのセンスよい地上絵。
あえて言えば、一番右のがハズレかも?

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私のはハチドリでした。
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古代アンデス文明展は、2018年2月18日まで開催。
パンダのシャンシャンが公開されるまでに行くほうがいいかも?

VRはこれからいろんな映像を見せてくれるだろうな。
欲しい。
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